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磁石と磁石が接近したら?磁気の力でくっつくまでの動き!

自転車泥棒を追跡する仕掛け人

子どもの頃に授業や砂場遊びで、磁石を近づけると膨大な量の砂鉄が付着するのを見ただろう。砂鉄が掃除機に吸い取られるかのような光景に驚かされたはずだ。その磁力が互いに及ぼし合う力をスローモーションで観察すると、新たな発見があるやもしれない。

磁石と磁石がぴったりと付く

無数の小さな球体の磁石が瞬く間に四角い物体の磁石に吸い付く。本動画は2種類の異なる物体の磁石が磁力で引き合う様子をスローモーション*1で撮影したものだ。

磁力の存在は既知のことであるが、小さな物体が飛ぶように吸い寄せられる経過をじっくり見られる機会はなかなかない。磁石が急接近するときの勢いはバーゲンセール*2に群がる誰彼を想像させる。

最後には実際の速度で磁石同士がくっつくのを動画にしている。たくさんの小さな磁石が一瞬にして大きな磁石に引き寄せされる。スローモーションと肉眼で捉えた速度を対比できることで、幾つもの気付きがあったのではないだろうか。

磁石を活用したさまざまな工夫

地図上に置かれた方位磁石

現代の日常生活において磁石は多方面で活躍している。例えば学校の黒板や白板もそうだ。冷蔵庫の扉にも磁石が使用されており、期限が過ぎてから気付くクーポン*3券が所狭しと磁石で固定されているのではないだろうか。磁石を使ったマグネット*4ブロック*5は子ども想像力を養うおもちゃとして人気が高い。パソコン*6に内臓されているハードディスク*7にも情報を記憶する装置として磁石が用いられている。近未来には庶民の足になってくれるリニア中央新幹線*8のリニアモーターカー*9にも利用されている。

このように磁石が種々さまざまな用途で活用されている。知っているようで知らない身近なことの一つではないだろうか。しかし、いきなり磁石の性質を事細かに覚えようとしても興味と言う名の磁力はうまく働かないはずだ。そこで、本動画のように幾つもの事例を見て、帰納*10的に結論を探せるのが理想的な学びではないだろうか。何しろ眠くならないし、視覚的に分かりやすくて興味を維持できそうだからだ。

ちなみに、この磁石みたいに「もてたい」などと思ってはいけない。

(出典:YouTube

*1:【slow motion】映画・ビデオで、高速度撮影または低速度再生によって、被写体の動きをゆっくりと見せるもの。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*2:(和製語 bargain sale)安売り。見切品販売。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*3:【coupon(フランス)】一般に、割引券・優待券。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*4:【magneet(オランダ)・magnet(イギリス)】磁石。磁鉄。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*5:【block】おもちゃの積木。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*6:【personal computer】個人が専有し、小規模の利用に供する小型コンピューター。デスクトップ・ラップトップなどがある。パーソナルコンピューター。PC/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*7:【hard disk】コンピューターの外部記憶装置の一種。磁性体を塗ったアルミニウムやガラスの円盤。記憶媒体として、大量のデータを高速で読み書きできる。固定ディスク。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*8:東京都から山梨県,愛知県を経過し,大阪府までをリニア-モーターカーで結ぶことが計画されている路線。〔時速 500 km で走行し,東京・大阪間が約 1 時間で移動可能になる。2014 年に着工し,東京・名古屋間は 27 年,名古屋・大阪間は 45 年に開通をめざす〕/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*9:(和製語 linear motor car)リニア‐モーターを動力とする鉄道などの車両。鉄輪式と浮上式があり、鉄輪式は一部の地下鉄で採用。浮上式は常電導式と超電導式に大別され、常電導式の「リニモ」が名古屋市近郊で営業。超電導式は東京・名古屋間で実用化を目指す。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*10:(induction)推理および思考の手続の一つ。個々の具体的事実から一般的な命題ないし法則を導き出すこと。特殊から普遍を導き出すこと。導かれた結論は必然的ではなく、蓋然的にとどまる。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)