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サバイバルに役立つ?雑木林の更地に天然の寝台を作る!

掘っ建て小屋を作る男性

近今では「野外での娯楽」が注目を浴び、その影響で野営に関する商品を目にする機会がぐんと増えた。しかし、天幕を張ったり飯ごうでご飯を炊いたりできる方は多いだろうが、何もない場所から寝床を作れる方は滅多にいないはずだ。

2018年2月25日:用字用語の整理。

ゼロからの掘っ建て小屋作り

いろいろな木が混じって生えている林の中で、寝床になる掘っ建て小屋をこしらえるために、土台となるくいを斜面に打ち込むところから始まる。

まずは支柱となる木を集める。物体を打ちたたいたり切ったりする工具の代わりに石ころを用いるなど、自然を余すところなく活用している。

屋根にする枯れ草を見つけて切断する。そして、それを束にして傾斜のある屋根をつるでくくるのも独りでやってのけてしまう。

木の枝を基礎に複数のつるを編み目したベッドだって、彼の手に掛かれば「お茶の子さいさい」である。

虫よけや暖を取るために火が必要とあらば、「火きりぎね*1」を「火きり臼*2」にこすり合わせて、摩擦で発火させてしまう。

莫大(ばくだい)な時間と体力を消耗するだろうが、その分小屋ができたときの達成感は格別に違いない。

「自然」はいいことずくめではない

森林の自然

野外での娯楽が広く行きわたり、初心者でも使える商品が充実してきたことで、手軽に楽しめるようになったのではないだろうか。キャンプ場*3で天幕を張ったり、まきから火を起こしたりしてバーベキュー*4をする機会も増えたはずだ。

これによって非日常を満喫できるなどの利点も多いが、一面野外での娯楽の良い点だけをつまみ食いしている「ご都合主義」に陥ってしまっていることもあるのだ。

「真の自然」と向き合うことが目的ならば、過酷な環境は必然となる。水や食べられる動植物を見つけ出し、見極める知識が必要になる。時には狩猟をしなくてはならないだろう。また、体力を回復させるために安全な寝床を確保しなければならない。

ここまでいくと極論になってしまうが、現代の人間の「衣食住」の生活がいかに「人工」の恩恵を受けているかひしひしと実感できるはずだ。

鬼嫁のせいで「毎日がサバイバル*5」の方もご参考までに。

(出典:YouTube

*1:火鑽り臼(うす)と組み合わせて火をおこす道具。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2:火をおこす道具の一。火鑽り杵(ぎね)を垂直に立て,これを急速度で回転させ,摩擦熱で発火させる。弥生時代のものが登呂(とろ)遺跡から出土。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*3:キャンプ用の敷地や炊事場・トイレなどの設備をもった場所。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*4:【barbecue】〔丸焼きの意から〕(野外で)肉や野菜,魚などを直火(じかび)で焼きながら食べる料理。BBQ。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*5:【survival】異常な事態の下で,生き延びること。また,そのための技術。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)