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人食いザメ出没!沖合のカヤックを執拗(しつよう)に攻撃

執念深くカヤックを襲撃するシュモクザメ

時には大海原に出て、太陽とにらめっこしたいもの。さんさんと降り注ぐ光を浴びながら、ぼうっとする。波に揺られながら紺碧(こんぺき)の空を眺める。このような非日常のぜいたくも悪くない。しかし、この動画のような非常事態はさすがにご勘弁。

2018年2月19日:用字用語の整理。

カヤックにしつこく襲い掛かるサメ

沖合に浮かぶカヤック*1に突如として人食いサメ*2の一種であるシュモクザメが襲い掛かる。カヤックをこいでいるのは、その道の達人らしい。パドル*3を手にして、なんとかサメを撃退しようとするも、効果が微々たるものでうまくいかない。

カヤックを周回し、浮上しては急接近するサメ。それを追っ払おうとする達人の命を懸けた攻防だ。周囲に救助を要請できそうな船などは何もなく、陸地までも相当な距離がある。とにかく活路を開くべく、パドルに力を込めてサメをひたすら突くしかない。

すると、どんぴしゃりの頃合いで会心の一撃がサメを捉えたように見えた。それによって、どうにかこうにかサメは退散したようだ。

この静かな闘いは無事達人の勝利に終わった。しかし、洋上がいかに孤独で危険に満ちあふれているかを、まざまざと実感させられた。

おびただしい数の危険が潜む洋上

海上にひれを出して泳ぐシュモクザメ

海に遊びに行けば、スキューバダイビング*4や水上オートバイ*5などで沖合に出る機会も増えるはず。ただし、洋上にはさまざまな危険が潜在していることを認識しておかなければならない。

中でもサメは危険の代名詞として最も有名な存在だ。しかし、全てのサメに攻撃性があるわけではない。人に危害を及ぼすサメは10種類もいないそうだが、捕まってしまったらひとたまりもない。

怖いのはサメばかりではない。時々魚屋にも置いてある駄津*6は細長い針のような形をした魚だ。このとがったあごで首を串刺しにされ、出血多量で落命した事例もあるので注意が必要だ。

死亡事例のある日本近海にいる危険海洋生物

  1. アカエイ
  2. アンボイナ貝*7
  3. 芋貝*8
  4. 海蛇*9
  5. オニダルマオコゼ
  6. オニヒトデ*10
  7. カツオノエボシ*11
  8. 駄津
  9. ハブクラゲ
  10. ヒョウモンダコ*12

たまには世の中の騒々しさから距離を置いて、母なる海でのんべんだらりと日を送りたいもの。ただし、色鮮やかだからといって、手当たり次第に海洋生物に触れてはいけないことを覚えておこう。

下手すると、海の藻くずとなるからだ。

(出典:YouTube

*1:【kayak】スポーツ用小艇。パドルで交互に漕ぐ。また、これを用いる競技。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*2:【鮫】(狭目(さめ)の意か)軟骨魚綱板鰓類(ばんさいるい)で、エイ目以外のものの総称。体は紡錘形で、骨格は軟骨。口は頭部の下面に横に開き、尾びれは刀状。皮膚は硬質の歯状鱗で被われ、左右の体側に5~7個ずつの鰓孔(えらあな)があり、歯は鋭い。多くは胎生。貪食、運動迅速なものが少なくない。温帯・熱帯の海に産。肉・ひれは食用、また蒲鉾(かまぼこ)の材料とする。皮は乾かして物を磨くのに用い(さめやすり)、また刀剣の装飾用とする。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*3:【paddle】カヌーをこぐ櫂(かい)。カヤック用は柄の両端に、カナディアン用は片側に水かきがある。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*4:【scuba diving】スキューバを用いた潜水。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*5:吸水口から吸い込んだ水を噴き出すジェット機構を推進システムとする小型ボートの総称。一人から数人乗りで,船内ではなく船上に乗り操縦する。ジェット-スキーなどとも。PWC。〔操縦には小型船舶の免許が必要〕/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*6:ダツ科の海産の硬骨魚。全長約1メートル。体は細長く、側扁。両顎は突出して嘴となり鋭い歯がある。背側は濃緑色、他は銀色。日本の近海に産し、食用。広義にはダツ科魚類の総称。灘鱵(なだざより)。啄長魚。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*7:(Amboina)イモガイ科の巻貝。名はインドネシアのアンボン島に由来。殻は細長い樽形で、殻高約10センチメートル。表面に網目状の模様がある。紀伊半島以南の西太平洋のサンゴ礁にすむ。刺毒が強く、人も刺されて死傷する。ハブ貝。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*8:イモガイ科の巻貝の総称。殻表は普通光沢があり、色彩・斑紋は変化に富み美しい。厚い褐色の殻皮を被り、里芋の子に似る。暖海に多くの種がすみ、肉食性で銛(もり)のような歯舌(しぜつ)と毒腺をもつ。アンボイナガイなどは毒性が強い。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*9:【海蛇】コブラ科ウミヘビ亜科の蛇類の総称。一般に海産。エラブウミヘビなど。猛毒をもつものがある。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*10:【鬼海星】オニヒトデ科のヒトデ。直径40センチメートルに達する大形種。腕は13~15本程度で、一面に2~3センチメートルの鋭い有毒なとげに覆われる。サンゴ礁のイシサンゴ類を食害。紀伊半島や四国南端、南西諸島以南に広く分布。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*11:【鰹の烏帽子】クダクラゲ目のヒドロ虫類。1個の大きい青色の気胞体で水面に浮かび、下面に指形の栄養体、樹枝状の生殖体など各種のポリプが垂れ下がる。長い触手に触れると刺胞に刺され、激痛を感ずる。広く暖海に産し、日本では初夏に風で海岸へ吹き寄せられる。電気水母(でんきくらげ)。〈 夏 〉/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*12:マダコ科のタコ。体長約10センチメートルで、背に4列、腕に1列の斑紋列がある。普段は茶色だが驚くと斑紋が青い輪になる。唾液に猛毒があり、咬まれると吐き気・しびれ・痙攣などが起き、呼吸麻痺で死亡することがある。潮間帯より下の岩の隙間などにすみ、房総半島以南に分布。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)