人生は旅だ

よもやま話に花が咲く

操縦室から望む山紫水明!雲海を突き抜けて滑走路を目指す

操縦室から見た山頂と雲海

航空機の操縦士は子供たちの「将来なりたい職業」で常に上位に入るほど人気だ。ジェット機や軽飛行機を操り、一天を飛び回ることを想像すれば、魅力を感じるのも納得だ。実際に航空機の操縦室から眺める窓外の景色はどんなものだろうか。

操縦士の視界を遮る分厚い雲

これはニュージーランド*1上空を飛ぶ航空機の操縦室から撮影された外の世界だ。はるか遠くまで広がる尾根の下には分厚い雲が一面を覆っており、地上の目視を邪魔しているのがよく分かる。

このような悪条件の中でも飛行機は目的地に着陸しなければならない。そのため、徐々に高度を落とし、安全な着陸態勢に入っていく。

しかし、高度を下げていくとともに、眼前に広がるのは海のように見える雲ばかりになる。ついに密雲の中に突入すると、真っ白になって視野が全く利かない状態になる。まさに雲が大群になって押し寄せてくる感じだ。どこまで続くか分からない雲海を突き進み、ひたすら目的地を目指す。

すると、ようやく目下に地上が見えてきた。紺青の水面(みなも)の先には滑走路が続いている。目的地はすぐそこだ。

嵐をもしのぎ、送り届ける操縦士の責任感

雷雨

航空機の操縦士は自然と共存していくことを定められた職業だ。飛行中に台風や大雪があったとしても、乗客と積荷を安全に目的地まで届けることが彼らに課せられた使命である。

ところが、自然が相手だけに視野がゼロに近い状態に見舞われることもある。そんなとき、操縦士はどのように対応しているのだろうか。

実は現在使用されている旅客機の多くには「自動操縦機能」があり、離着陸時を除いては、目的地を設定すれば移動してくれる。また、操縦室には目視できなくても操縦を可能にする計器がそろっているので、高高度飛行をしていれば進路を遮られる危険もないようだ。

現在の科学技術に感謝といったところである。ただ、天候不順があっても、これらの科学技術を十二分に駆使できなくては意味がない。そして、冷静に運行できる操縦士以下訓練されている担当者の方々がいてこそ成り立っているはずなのだ。

ただ、科学技術に傾倒過多になるのも問題だ。なぜなら、計器が故障した際に代替するロボット*2と殴り合いをしている人間は見たくないからだ。

(出典:YouTube

*1:【New Zealand】南太平洋,オーストラリア大陸の南東方の南島(サウスアイランド)と北島(ノースアイランド)から成る国。牧畜業が発達し,羊毛・肉類・乳製品などの世界的な輸出国。社会保障制度が完備。住民の大部分はイギリス系の白人で,他に先住のマオリ族が居住。1907年イギリスから自治領として独立。首都,北島のウェリントン。面積27万534平方キロメートル。人口437万(2010)。正称,ニュージーランド。NZ。〔「新西蘭」と当てた〕/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2: 【robot】〔チェコスロバキアの作家チャペックが戯曲「人造人間」(R・U・R)中で用いた造語〕人造人間。人間に類似した動きや形態をもち,複雑な動作や作業をコンピューター操作により自動的に行う装置。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)