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現代版「首狩り族」ならぬ「首取り族」?周囲は混乱状態!

どっきりに震え上がる男性

日本では「安全はただ」と評されており、事実凶悪犯罪は年々減少している。しかし、連日陰惨な犯行が報道されると不安になるもの。しかも、一部の犯行の動機が不透明だから、不気味さを浮き彫りにする。この動画のような事件が起こらないのを願うばかりだ。

口論の直後にタオルをかぶせて頭を引っこ抜く

怒り心頭に発した男性を演じている仕掛け人が停車中のバス*1に乗り込んでくるところから動画が始まる。バスの中央に着席している、もう一人の仕掛け人の女性に向かって一目散に駆け寄る。そして、言い争いをした直後に、頭から黒いタオル*2をすっぽりとかぶせてしまうのだ。

すると、すかさず頭を左右に力強く揺さぶり、ぐいっと持ち上げると、首から上が無くなってしまう。あまりの早業とむごたらしい出来事だと勘違いさせられたバスの中は阿鼻(あび)叫喚。野球のバット*3を持って犯人を追い掛ける男性もいれば、女性顔負けの甲高い声で取り乱す男性もいる。

さらに、この首取りのどっきりは続く。女性がベンチに腰掛けていようが、野外の喫茶店でくつろいでいようが、お構いなしに黒いタオルに覆われて「首泥棒」に遭う。日常的な光景が一変するのだから、周りにいた「だまされ役」はたまったもんじゃない。

ただし、首の切断面を現実的に描写せず、引っ掛け役は滑稽な動きも見せている。つまり、凄惨(せいさん)さではなく「びっくり仰天」を追究しており、喜劇の要素も決して忘れてはいないようだ。

最後の一場面では、だまされた男性が、文字通り「腰を抜かす」羽目に陥る。それを心配そうにして、しきりに振り返る引っ掛け役の男性に、良心のかけらが見られて安心した。

日本にもあった首狩りの習慣

忍刀を手にする忍者

現代ではほとんど「首狩り」について耳にすることがなくなった。しかし、数十年前までは台湾*4やインドネシア*5の一部原住民のように、戦いで殺害した人間の首を掲げる部族が実在していた。

そして、日本でも源平の戦いや戦国時代*6には戦で討ち取った敵将の首を陣中にかざす習わしがあったのだ。

災害時であっても理路整然*7と列をつくって並ぶ日本人は海外から絶賛された。しかし、われわれにはどう猛なDNAことデオキシリボ核酸*8も眠っている。外国人からすれば、この両極端ともいえる特長を秘めている日本人は不思議に映るのかもしれない。

今日の日本においては打ち首にされることは有り得ない。

ただし、人事部が「切れ味のいい刀」を持っていることは有名なので、用心しなければならない。

(出典:YouTube

*1:【bus】(omnibus の略)大型の乗合自動車。通常、一定の路線を運行し、一定の運賃で乗客の輸送をする。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*2:【towel】主に綿製で、布面に輪奈(わな)を出した織物。保温性・保湿性・吸水性に富む。浴布。タオル地で作った手拭。西洋手拭。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*3:【bat】野球・ソフトボール・クリケットなどで、球を打つ棒。また、卓球のラケット。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*4:【台湾】(Taiwan)中国福建省と台湾海峡をへだてて東方にある島。台湾本島・澎湖列島および他の付属島から成る。総面積3万6000平方キロメートル。明末・清初、鄭成功がオランダ植民者を追い出して中国領となったが、日清戦争の結果1895年日本の植民地となり、1945年日本の敗戦によって中国に復帰し、49年国民党政権がここに移った。60年代以降、経済発展が著しい。人口2267万3千(2010)。フォルモサ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*5:【Indonesia】(ネシアは島の意)東南アジア群島部にある共和国。スマトラ・ジャワ・ボルネオ(カリマンタン)・セレベス(スラウェシ)・小スンダ列島・モルッカ諸島・ニューギニア(西部)およびその付近の島々から成る。もとオランダの植民地。1949年独立。住民の約90パーセントはイスラム教を信仰。首都ジャカルタ。面積191万1000平方キロメートル。人口2億3764万1千(2010)。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*6:日本では、享徳の乱や応仁の乱以後、豊臣秀吉が天下統一を果たすまでの時代。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*7:物事や話のすじみちが、きちんと通っているさま。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*8:(deoxyribonucleic acid)デオキシリボースを含む核酸。細胞核内の染色体の重要成分。遺伝子の本体として遺伝情報の保存・複製に関与、リボ核酸と共に、生体の種や組織に固有の蛋白質生合成を支配する。DNAと略称。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)