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ばく逆の友!タイ人女性とアジアゾウの心温まる信頼関係

女性と遊ぶ象

世間には無類の動物好きがいる。動物への愛情に満ちあふれ、家族も同然に接する。もちろんお互いの気持ちは以心伝心である。そして、この女性も身の丈をはるかに超える象と心が通う一人であることは間違いなさそうだ。

女性から片時も離れない象

うららかなある日。山あいの広大な草原で、自転車を緩やかに走らせる女性と女性を追い掛ける象たち。時が緩やかに流れていく、のどかな光景だ。

一頭の象は餌である葉っぱの前で一休みする女性を自らの肢体の下にするかのようにまたぎ、まるで護衛をしているかのようだ。4トン近くある体重で踏み付けるられれば、人間などひとたまりもない。しかし、象は女性のために細心の注意を払って、優しく歩みを進めているのがよく分かる。そして、長い鼻を使って女性に懐いている。

お互いに信頼し合っているのだろう。女性も象も相手に対して全く警戒する素振りが見られない。象がじゃれている姿を見ていると、まるで母親に甘える子どものようで和まされる。

抜けるような青空の下、野原に寝そべって、女性と象たちとのやり取りをただぼうっと眺めていたい気分にさせられる。

アジアゾウ絶滅の危機を認識しよう!

象にまたがる少女

この動画を制作したのは「Save Elephant Foundation」というタイにある象の保護を目的とするNPO団体だ。一時期絶滅の危機にひんしたタイで生存するアジアゾウの認知度を高めることや、アジアゾウの研究・教育を普及させるためにつくられた組織である。

タイ人は古くから象を敬っており、過去のタイ国旗には王家の象徴である白色の象が描かれていたほどだ。

20世紀初めにはタイ国内に10万頭ほどの象が生息していた。しかし、自然破壊や国土開発により象の居住区域も減ったことから、野生のアジアゾウは約2000頭にまで激減してしまった。

私たちにできるのはアジアゾウ絶滅の危機にあるという現実を知ること。そして、象の保護と絶滅防止のために働いている方々がいることを理解した上で、自然と快適な生活の共存を考え、環境破壊の要因となり得る行動を慎むことだろう。

そんなことを考えながら、象のラベル*1が印象的なタイのビール「ビア・チャーン」で乾杯して、アジアゾウに想いを馳せてみるのも悪くない。

ちなみに、鼻が長いのと鼻の下が長い*2のは別儀であるからご用心を。

(出典:YouTube

*1:【label】広告や標識のためにはる小さな紙片。レッテル。レーベル。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2:女に甘い。好色である。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)