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フルートの音色に遠ぼえするわん公!呼び覚まされた本能?

横笛を吹くと遠ぼえする犬に笑う女性

犬にも心地よい音があるはずだ。嗅覚だけでなく、「聴覚」も人間より秀でた動物である。それ故に、音に対しても敏感で、気分が高揚したり、くつろいだりすることもあるようだ。フルートの演奏に刺激されて、響き渡るのはいったいなんだろうか。

2017年11月6日:用字用語の整理。

美しく澄んだ音色に遠ぼえで反応

玄関前に思い切り寝そべっているわん公がいる。体調が優れないのか、面倒くさいのかは不明だが、とにもかくにも微動だにしない。それにしても動物特有の緊張感をみじんも感じさせない奇妙なわん公だ。

女性がフルートを吹き始めても、ずっと体勢はこのままだ。ところが、演奏の途中から割り込むかのように遠ぼえを連発する。この「合いの手」ならぬ高音・低音の遠ぼえに、女性はたまらずに絶笑してしまい、まともに演奏させてもらえない。

犬の可聴域と遠ぼえする理由

人間の聞き取ることができる周波数の範囲は20~2万ヘルツ*1であるのに対して、犬はより広域の40~6万5000ヘルツまで「可聴域」があるそうだ。つまり、人間には聞こえない周波数も、犬には感知できる聴覚を持っているわけだ。

近所を通り過ぎる消防車や救急車のサイレン*2をきっかけに、犬が遠ぼえをする事例が多いようだ。それは犬同士で遠方にいる仲間に対して、危険や自身の位置を急告する習性に関係が深そうだ。また、特定の周波数に反応して遠ぼえをするが、それがサイレンと類似しているらしい。つまり、サイレンを仲間の鳴き声と勘違いしているはずなのだ。

しかし、フルートの周波数を調べたが、前述の犬が遠ぼえを誘発される「特定の周波数」とは合致しなかった。だから、このわん公はその他の原因で空に向かってほえているのだろう。間違いないのは、わん公はフルートの音色に嫌悪感を抱いていないことだ。なぜなら、その場からさっさと立ち去らず、横たわったまま不動の姿勢で遠ぼえしているからだ。

ただ、フルートの音色に聞きほれたのか、単なるぐうたらなのかは知らないが。

(出典:YouTube

*1:【hertz】振動数(周波数)の SI 単位。一秒間に一周期の振動数を一ヘルツとする。記号 Hz 〔物理学者ヘルツの名にちなむ〕/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2:〔siren〕穴の開いた円板を回転させて音を出す装置。時報・警報・信号などに用いる。号笛。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)